練習曲を技術的難易度から、初級・中級・上級の3つに大別しました。
上級をさらに5段階に細分化し、11~15で表記しています。
数字が大きくなるほど難易度は上がります。

チェルニー 60番
★難易度:上級12~14 ★形態:身体訓練特化型 ★非常に高度な技術の習得を、できるだけ短期間に達成することを目標に書かれた訓練課題です。

ショパン 12の練習曲 作品25
★難易度:上級(12~15)★形態:芸術作品型★ 第1番《エオリアン・ハープ》、第9番《蝶々》、第11番《木枯らし》、第12番《大洋》などが有名。マリー・ダグラス伯爵夫人(後に文学界で名をはせ、リストと同棲した女性)に献呈されています。

ショパン 12の練習曲 作品10
★難易度:上級(12~15)★形態:芸術作品型★ ショパンの練習曲には、デリケートなレガートの表現・指の独立と脱力に支えられた重音の美しさなど、彼独自のピアニズムのエッセンスが凝縮されています。出版は1833年で、フランツ・リストに献呈されています。

ピシュナ 60の練習曲
★難易度:上級11〜14★形態:身体訓練特化型★現代のピアノ奏法に必要なテクニックを、合理的・効率的に訓練できる素晴らしい本。日常的に使用することで短期間で効果を実感できます。

チェルニー 50番
★難易度:上級11~12 ★形態:一般型 ★原題は「Die Kunst der Fingerfertigkeit(指の熟達法)」。技巧的なピアノ曲に含まれる、様々な困難を克服するための練習曲です。