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練習曲 初級(1~5)

メトードローズ.ピアノ教則本

作曲者ヴァン・ド・ヴェルド,エルネスト(1862~1951)
出身国フランス
難易度初級1~3
形態テキスト型

概要・特色

私がピアノを習い始めた頃は、初歩の教材といえば「バイエル教則本」か「メトードローズ・ピアノ教則本」が主流でした。
たくさんの初心者向け教本が出版されてる現在でも、この2冊はいまだロングセラーを続けています。

「メトードローズ・ピアノ教則本」は、かつてフランスで最も使われていたという教則本です。
1951年にピアニストの安川加壽子が翻訳・校訂したことにより日本で普及し、現在でも手堅い人気があります。

バイエルの練習曲は番号だけでタイトルがありませんが、メトードローズにはそれぞれの曲に素敵なタイトルがついています。
「ヴェニスの謝肉祭」「チロルの歌」など、イメージが自然にわいてきますね。また、フランスの童謡が多く収録されていますが、このあたりは好みの分かれるところかもしれません。

ドイツの教本らしく、バイエルは曲の構造性や重音のテクニックなどを重視し、しっかりとした指づくりに効果的です。
メトードローズは、「美しく歌うように弾く」ために歌心を育て、表情・ニュアンスのつけかた・自然なリズム感などを学べます。
曲を弾きながら楽譜の読み方を学び、表現のためのテクニックをのばしていきたい初心者の方にはおすすめの教本です。

楽譜情報

かつては横長で大判サイズの楽譜でしたが、リニューアルして一般の楽譜サイズになりました!